。。。ってくらいのお金をつぎこんで、写真回りのものを年に1〜2回買うのが習慣になってしまってます。
全然お財布に嬉しくない習慣だけど、趣味のためだからしょうがない。
秋が深まる頃とか、春になる直前、日中の気温があまりあがらない時で、しかも交通状況があまり悪くない時を選んでオーダーするのです。
気温が高いと商品が劣化しちゃうし、雪なんかで道路状況が悪いと荷物がいつ届くのかとハラハラして待たなきゃなんないから。
何をそんなに買うものがあるのかってね、フィルム、印画紙、ケミカル(フィルムと印画紙の現像用)あたりをごっそりと、そしてその他細々とした暗室回りの雑貨なんかを。
どんどんすみっこに押しやられるフィルムフォトグラフィー、それに伴って縮小、または破産してゆくフォトサプライの会社たち、そして、求めるものはどんどん値上がりしてゆくしで、まったくもって容赦ないです。
そんなわけで、ずっと延ばし延ばしになっていた恒例行事を先日敢行しました。
額が額なので、やっぱり渋っちゃうのです。
でも、今を逃すと今度の秋までオーダーできなくなっちゃうから。
そして、荷物が届く予定の日、わたしはいつも通りにお昼さがりのお散歩をしてました。
荷物が届く日だなぁとは思ったけど、どうせいつものように玄関先に置いていくんでしょ、と思ってたから安心して出かけました。
雪が風に吹きすさぶ日だったからあたりはしーんと静まり帰ってて、わたしの顔も雪にまみれてみっともないことになってたし、早くおうちに帰りたいよーと思いながらいつもの道をてくてく歩いてたら、宅配便の車が前方からぶいーっとやってきました。
わたしの手前50mくらいのところで止まるから、わたしに用事がありそうだなぁと思ったらやっぱりそうだったらしく、車から顔を出してわたしの名前を大声で呼ぶおじさん。
わたしの家に荷物を届けに行ったけど、高額商品だからわたしの受け取りサインが必要だったらしく、留守だからしょうがなくあきらめたところだったようです。
でも、偶然にも歩いてるわたしを見つけたからここでサインさえくれれば、今から荷物をうちの玄関に置きに行くよって言うのでした。
それで、わたしは「うん、いいよー。」と言って雪粒のたっぷりついたメガネをかけたままサインをしながら、「どうやってわたしだってわかったのー?」と訊いたら(だって、帽子かぶってたし、コート着てまんまるになってたし。。。)、「いやー、ほらー、なんかさー。。。」と答えにならない答えが笑顔と一緒に返ってきました。
そして、「では、お願いしますー。」と言って、お散歩のつづきを。
まぁたしかに、おじさんはこの地域の担当を長くやってて、何度か玄関先で受け答えしたことあったし、アジア人だから風貌と名前とで覚えてたんだろうなぁと思います。
わたしが家の近くまで戻ってきた時、おじさんもちょうどわたし宛の荷物を届けに来てくれたところで、車でぶいぃっと去ってゆくおじさんとバイバーイって手を振りあってお別れしました。
さて、荷物を家の中に入れようかねと思ったら、あまりに重すぎて持ち上げられなかったから、結局はmoriちゃんが帰ってくるまで玄関先に荷物を置きっぱなしにしておきました。
。。。という感じで、我が家の向こう半年の写真生活は保証されました。
フィルムフォトグラフィー、お金もかかるし、面倒くさいことも多いけど、でもやめられないです。
面倒くさくておもしろいから、そして、お金がかかることを差引いてもそれを上回る喜びがあるからやめられないんだろうなぁ。
例えこの先、カラーフィルムがなくなっても、白黒さえ残ってくれれば、わたしたちはずっとハッピーだと思います。
他に大した贅沢もせずに暮らしてるわたしたちにとって、写真のことに潔くお金をつぎこむのは、わたしたちが選んだ最高の贅沢です。
今は暗室作業お休み中のわたしだけど、また復帰できる時がきたらがんばるし、わたしたち夫婦の共通の、そして永遠の趣味として大事にしていきたいです。
あら、なんだか一生懸命語っちゃいました。
では、またね。
チャオチャオ。





